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2014年10月23日
11/3 一緒に歩いてください
写真は、昨日掲げました久森水田を旧国道沿いから撮り、久森沢左岸の屋敷跡の開発作業の様子です。この土地には、林地区で農業を行ってきた方の家がありました。
これが最後の❝癒しの八ッ場❞を歩こうよ
日時: 11/3(月 文化の日) 10時半~
集合場所:旧川原湯温泉
※電車の方は、ご一報ください。スタッフがお迎えに上がります。
徒歩の場合は、旧川原湯温泉街を道なりに下ってください。
高崎駅発 9:12 ➡ 10時半頃に着
連絡先 070 5457 5672
費用: なし
3日には、都内の方のリクエストで久森水田にも足をのばしたいものと考えています。
実はかねがね、ここでコンサートとか映画「降りていく生き方」の野外自主上映会をと念じてまいりましたが、こういうイベントごとは雨天の場合には、設営面や払い戻しなどで大変なことになるといわれてまして、未だ実現できぬまま、この景観破壊のまま、湖底に沈ませてしまうことになってしまいそうです。
この田んぼには想いれがいっぱいあります。
ここで地権者の皆様のご賛同を得て、「八ッ場のたんぼで田植えだょ」が行え、昼食は大鍋いっぱいのたぬき汁をご馳走になりました。
初夏、吾妻川沿いのニセアカシアの木立の陰で、バーベキューも行いました。
くる春ごとに、みずみずしい田ぜりをたっぷりとらせていただきました。
大ぶりのタニシに感動、でもほどなくみな、死に絶えていきました。
久森水田のセリやタニシに魅了されて以来、丸15年もいたずらに経ちました。
今度は、土地自体が水底に沈んでしまうのです。
何をしてきたのかと不甲斐なさに見舞われてなりません。その日その日は精いっぱいでしたが、今にして思えば、まだ余地がありました。
ついに、ことここに到りましたが、心同じくする、一人でも多くの方がご一緒に歩いて下されることが、無言の反対運動につながります。
私たちは、最後まであきらめません。
危険極まりないムダな八ッ場ダム建設はいわば、国による犯罪行為です。
過日、前橋で講演なされた、アーサー・ビナードさんは八ッ場再生の一手段として、沖縄での「人間の鎖」的な方法で、八ッ場に、もし一万人規模の市民たちが集ったら、何かが開けるとおっしゃってました。この時点では、沖縄では5000人の市民が怒りの行動をおこなったと報道されていました。八ッ場にも、せめて1000人くらいの反対市民が集ってくだされたら、大きな示威行動につながりえることでしょう。それまで
諦めません。
村にいれば長生きなされたであろうに
前にも記しましたが、写真のお宅の移転先は私の隣町でした。
移転なされてからも右岸入口にある田は大がかりなのでなさりませんでしたが、畑の作物の世話に見えてました。大柄な見るからに健康体の方でしたが、移転後、2年くらいでく亡くなられました。新聞の訃報欄で見て、迷いつつ臆しつつご葬儀に参列させていただきましたところ、ご家族にとても喜ばれました。八ッばの顔見知りの方たちも見えてましたが、なじみのない新天地では参列者もなく、人数的には寂しいご葬儀でした。
村にいれば、顔役として今でもご壮健で、畑仕事にいそしまれていたであろうと、ここを通るたびに思いました。
しばらくの間、草が生い茂ったままでした。草の合間に春先には黄色いアヤメが咲き、この土地をいつくしまれてこられた住民がいたことを物語っていました。
最後に現地で、お目にかかった時に、久森沢に飯場ができて、生活雑排が流れ込み、真清水ではなくなったことを嘆いていられました。