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2014年10月12日
樹木伐採の赤いテープに始まって、ついに無縁仏たちのおひっこし
とある、うす暗い墓地とおぼしき一隅であった。
無縁仏らしく、最後までおきすてられていた石仏に地域の役員さんが赤いテープをまいていた。
八ッ場に足を踏み入れだした1999年過ぎ、水没地の樹木に赤いテープが巻かれだした。
何のため、と思った。ほどなく切られる樹木たちと知った。
それらをみていると、切なくて仕方がないと声をくぐもらせた心優しい水没地の女性がいた。
時過ぎて、設楽ダム現地にダム問題で招かれたことがあった。現地の山間のごく細の雑木にまで、ご丁寧に赤いリボンが結ばれていた。その数は夥しく、紅い面積状の塊と成っていて異様な景観だった。それらが全て補償金の対象となるのだそうで、現地反対運動のリーダー、伊奈さんは苦笑しながら案内してくだされた。
あれから、約15年。ついにこの地でも、しんがり的存在にあたるであろう、無縁仏の引っ越しとなった。
樹幹に揺れる赤色は、逆にものさみしく切ない。