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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2010年01月24日

前原大臣との意見交換会

 細部を記せばきりがなく、一口でくくるにはくくりようもない感じの一日でした。
 しいて、くくれば「不毛」の二文字のぼけた輪郭がちらつくとしようか。長引くことは必然だ。
 ともかく、一口で断じきれないのが、この八ッ場ダムの問題だ。
 
 意見交換会といっても、交換会という雰囲気でもないしあらかじめ人選された人間による、予想された成行き。従って、感動はなし。言葉で現実を余すことなく語るのは、極めてむずかしい。
 どっちの言葉も、紋切型。
 時たま、感動させられそうになった毎回ワンパターンの意見はできすぎで、「待てよ、本当か」と逆に滓のようなものが残ってしまうし……。
 終了後の一時、場内で、会場玄関先で、果ては駐車場でも後追い取材のマスコミに囲まれて、頬を紅潮させて語る水没地の方々。一時のヒーローではあった。
 村にわけ入って、いわゆる“近所のかげ口”ごとまで耳にしていると、何が本当で、何が空々しいか、おのづとわかる。。
 仕方のないことだが、ダムに対しての個々のかかわりあいの中から繰り出した意見であり、全体の配分は出来ていたのが、読み取れる。
 感動してかけよるマスコミ陣が、それぞれの発言者のダムにかかわる生活の一旦を知ったなら、たぶん、驚かれ一歩引くに相違ない。しかし、ここは聞いたことはすぐに伝える。吐きだしたその人物の言葉の核には、嘘はないから。
 定刻前の11時、浅間酒造のドライブイン駐車場に沿った道路わきには、右翼の街宣車が4台くらいズラリと一直線に並んでいた。町中にもくりだして、ダム推進を訴えていた。ために辻ごとに群馬県警が待機。右翼が繰り出したのは、今回が初めて。
 駅から車でご案内したマスコミ関係の方は、驚いていた。
 
 さて、白・黒ハッキリさせたい私の性分では好まない人物像だが、最も賢明な水没民とは、きちんとこの間の推移を見守り、自分の信念を貫き、どっちの意見にもくみせず、ダム資金にはさほど頼らす、こういうところにもでかけず、黙って例えば猫や犬でも相手に、終日この日をやり過ごす方かも知れない……、それでも、最後の決断は、まなじり決して敢然と国と対峙するそんな人間かなとも思わせられなくもない。。
 もちろん、隣近所には、「ダム問題に協力的でない」とうしろ指さされるに決まっているが……
 真にお利口なのはそんな方かも知れない。よそ様の村の出来事に首を突っ込んで、憎まれながら、疲労困憊の果てまで右往左往する、私のような人間は、愚の骨頂組なのだろう。
  それに近い方に開始前の町内探索で、出会えたことと、お知り合いの皆さんに配る温泉たまごをゆでている間、足湯でご一緒の吾妻町からという若いカップルの方に割り込んで思わず、ダムのカラクリを伝えると、「そういうことは、初めて聞いた」と目を輝かせてくれたことを、この日の収穫としようか。

 ところで、予想通りマスコミと地元民はほぼ同じ、というよりマスコミの方が多かった感じであった。
 何やら、出席者が予想外に少なくて、締め切ったはずの20日以降もしきりに「出てくれ」の動員がかかった由。
 その数は、多く数えても150弱ほどか。空席、特に正面向かって右手の中ほどはごっそりと空いていた。
 対するマスコミは150は完全に超えていたと踏む。数えるのも不謹慎なので途中で断念。
 受付の各字ごとの名簿用紙は、(何行なのか知らぬが、あっても40行ほどと踏むが)、仮に1枚の用紙だとすると、林・横壁は中ほどまでしか埋まっていなかった。
   


Posted by やんばちゃん at 23:58Comments(0)報告