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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2011年01月14日

行ってきました。第3回「検討の場」その一

 本日の第3回「検討の場」は、説明する国交省側もスッキリとせず混沌気味。質問者の一都5県の部課長クラスも、怒り口調の東京都を除くと曖昧模糊としていて、ともかく、その場をクリアすれば良しといった雰囲気を感じたというと語弊がありましょうか。
 説明の後の質問では、各都県から河川法や河川整備計画と、今回の説明との区分けについて、念を押す意見が続きました。 遅刻寸前で、開始時間ギリギリ到着。この手のことに弱い当方は、程なく、定刻ちょっと前の写真撮りが開始され、国交省側のスピーディな一気過勢の説明についていくこともできず、余計に混乱してしまった、そんな一人です。まさしく「行ってきました」だけのヒトなのです。
 わかったことは、
 【資料1】のP3に示された「総事業費の点検結果(中間的な整理)」にある一覧表(なんで、こんな大事な資料をこんなに極小の文字にするのかと思うくらいで拡大鏡を使わなければ読めず。まあ、60代でメガネなしの方も珍しいけれど)基づけば、
 総事業費は「不測の事態が起きない限り」の限定のもとに4578億3000万円となり、21億7000万円の減額とのこと。無理やりに仕上げた予定コースの?[縮減」をうたっても、「ホントウか」と思われてなりませんでした。それに「不測の事態など、あの危険地帯で、いっぱいあるに決まっています。
 しかも、今度はその隣にならんだ、「事業検証に伴う要素」には、なんと「人件費・事務費・広報費・車両費」など40億3000万円を含む、52億5000万円の増額が見込まれている。
 それに対して、「予定通りの着工」と根本の位置づけに対して異議を唱えた東京都(役職名はテープを聴かないと不明)からは、「52億5000万円については負担する考えはないことを明言しておく」との意見が飛び出してました。
 その他、工期の遅れに伴い、完成年度は2018年度の予定などが示されました。

 その中で、当方の浅い理解力でも、極めてストレートに理解できたことは、馬淵前大臣が約束してくれた、「基本高水の検証」の進め方について、なんと、メンバーの選考は日本学術会議に一任してしまうとのことでした。おもわず「えっ」となりました。
 ハッキリ言って、基本高水問題については、「基本高水が見直されたからと言って、それが即、ダム中止に結び付かない」というダム問題に明るい先輩の方たちのご意見もありますし、またこの間ずっと、関心のない分野でしたけれど、すっかり、(市民運動体の要望書も出ていることでしたので)、今後は何らかの展望が開かれるような面持ちでいたものですから、淡い期待感が砕かれたことと、「やっぱり国のやることは」という落胆でしょうか。
 「有識者会議」と同じように、結果はみえています。
 
 そもそも「日本学術会議」とは、
 日本学術会議は、科学が文化国家の基礎であるという確信の下、行政、産業及び国民生活に科学を反映、浸透させることを目的として、昭和24年(1949年)1月、内閣総理大臣の所轄の下、政府から独立して職務を行う「特別の機関」として設立されました。職務は、以下の2つです。
●科学に関する重要事項を審議し、その実現を図ること。
●科学に関する研究の連絡を図り、その能率を向上させること

 
  いかに、「政府から独立して職務を行う」と言っても、「芸術院会員」「日本野鳥の会」と同じような、権威上の胡散臭ささを感じてしまいます。その着地点は決まっています。「公正・透明さ」を求めるとはいえ、入会資格として、あまり国に対して反体制の持主は入れないのでは? この辺りについてお詳しい方、お教えくださいませんか?

 その部分は、下記の配布資料中の【 資料-3】。 
利根川水系の八斗島地点における基本高水の検証の進め
(案)[PDF:857KB]でした。
【 資料-3】の末尾の説明、付随する【別紙ー2】には、
河川流出モデル・基本高水評価検討等分科会委員名簿氏名 所属・職名
池田 駿介 東京工業大学名誉教授
小松 利光 九州大学教授
小池 俊雄 東京大学教授
寶 馨 京都大学教授
沖 大幹 東京大学教授
椎葉 充晴 京都大学教授
守田 優 芝浦工業大学教授
鬼頭 昭雄 気象庁気象研究所部長
窪田 順平 大学共同利用機関法人人間文化研究機構准教授
立川 康人 京都大学准教授
田中丸 治哉 神戸大学教授
谷 誠 京都大学教授

  

 配布された資料は、以下の通り
////////////////////////////////
 http://www.ktr.mlit.go.jp/river/shihon/river_shihon00000168.html
 社会資本整備
    八ッ場ダム建設事業の関係地方公共団体からなる検討の場
a.. 検討の場(幹事会)開催結果
第3回幹事会(平成23年1月14日開催)配付資料
議事次第[PDF:49KB]
構成員名簿[PDF:59KB]
資料-1 八ッ場ダムの検証にかかる工期及び総事業費の点検の考え方(案)[PDF:186KB]
資料-2 雨量及び流量データの点検(中間報告)[PDF:387KB]
資料-4 現行の流出計算モデルの問題点の整理(中間報告)[PDF:1257KB]
b.. お問い合わせ先  国土交通省 関東地方整備局 河川部 河川計画課
〒330-9724 埼玉県さいたま市中央区新都心2-1 さいたま新都心合同庁舎2号館  電話:048(601)3151

 本日は、ハプニングだらけで、さきほど披露困憊の果てに戻ったばかりです。いっぱいありますけれど、また後ほど。  


Posted by やんばちゃん at 23:51Comments(0)八ッ場だより