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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2010年10月25日

③一都五県知事視察・「視察はシャイなし」と地元民


《2号橋上から眼下の上湯原地区の移転前の住宅群》
 ? 前欄を分割し、その③です。 

  「シャイなし」との意見交換会の感想あり 
 そして、夕暮れ時に、ある場所で偶然、お目にかかった住民代表者のある方に、「今日は、どうでした?」と伺うと、一口での率直なご感想。
 「ありゃ、シャイなしだよ」。※シャイなし=「つまらない」「ふざけた」という意らしい。
 ハイ、そうです。そうです。ソウナンデス。
 あの人権無視の差別的言辞の多い、石原都知事閣下の率いられた一都5県知事さんたちの視察後の意見交換会を、「シャイなし」と表現してくだされる町民のいる町でもあるのです、わが八ッ場は。
 先々の不安にかられながら、その焦燥感とともに必死に一日一日を思い煩いながら暮らしている当事者にとっては、まさに、前述のかっこづけ「一般席」とおなじように、「シャイなし」にしか感じられなかったののでしょう。
 しかし、ムダなダムを造って貰わねばならず、ダム湖での観光も夢見ていられる純粋さを併せてもたれているのも、わが八ッ場の皆さま。
 ダムを造りたい=生活再建と信じる、その真意はどこにあるのでしょう。生活再建と称してくりだされる資金の運用を大いに活用なされることもまた、“住民の権利”です。
 
 本当の意見交換会とやらは、官も民も夜遠しひざつきあわせて、互いに「夜食にオキリコミでも作ってくうかのう」の雰囲気で、長野原町中の店、どっかの?〇〇スーパーkシャッターをあけさせて買い込むくらいの盛り上がりでも見せぬ限り、本音はでなかなかでないものです」。
 この日も石原・上田ラインの民主党批判はすさまじかったですが、はたして、この晴天の上空から、ヘリコプターで切り刻まれた山々を「民の竈は賑わっているわい」式に睥睨して、「工事が進んでいる」というのか、「視察」にあたいするのでしょうか。
 
 何よりも申しあげたかったのは、こういう視察を繰りかえしてきた馴れの果てが、今日の財政ひっぱくをもたらす一因となった、ダムのカラクリ構造に代表される大型公共事業ではありませんか。
 上田埼玉県知事は、「ダムを造って欲しいと頼んだのは、国」とい発言していましたが、その「頼んだ」のは、「前政権=自民党政権」に他ならず!  根回しによる暗黙の「合意形成」の上に、後日の揺るがぬ証明的この手の形式的セレモニーを経て出来あがったセレモニーを踏んで、次の一手に進むやり方は保守王国・群馬に住む者には、肌身でしる政治手法です。
 けれど、私たち女性をはじめ、「根底から形式的な社会制度の打破」を願い目指す国民たちは、その場でその場で「意見をトコトン交わす」方式を望んでいるのです。
 確かに現政権ははがゆいほど無力かつ後手なのは、衆目の一致するところです。
 ですが、自分たちで元の原因をつくり、それを素抜きにして、後始末にモタモタ状態の民主党政権を悪しざまにいうのはちょっとおかしいのでは? 
 (本日はお疲れなのか比較的、言葉数少なかった)石原都知事流に言葉汚く言えばそれこそ、さしづめ「盗っと根性甚だしい」あたりでしょうか。【25日分 了】  


Posted by やんばちゃん at 23:55Comments(0)八ッ場だより

2010年10月25日

②一都五県知事視察・「「一般席」設置は?パーフォーマンス



 ? 分割しました。  その②です。 
 
 13時半から、山村開発センターにての意見交換会。
 受付では、「マスコミ」と「一般者・町関係者」と二つに大別。渡された席順には、最前列の「町長・議長」の席の次に「地元自治体及び住民代表関係者」。その後部席に「報道関係者」。その舞台にむかって右手の三名分づつ、三列九名分が「一般者」となってはいました。つまり、ここは発言権のない席です。
 通常、想定される「意見交換会」の意味とはほど遠い、互いに一方通行的な、意見のかみあいをみせない会のしつらえでした。これで、公式的な「意見の一致を見た」的な見解と一部マスコミの報道がなされることでしょう。
 悔しいけれど、これが、今までの“政治の王道”というより、「常套手段」なのでした。
 
 この日唯一、「意見交換会」の体面を維持したのは、川原湯地区代表のPさんが「各都県が分担金を留保したために、予算が厳しくなってきて困る」の懇願的発言をしたことについて、地元側の意見が終わった後に、上田埼玉県知事が「何らの進展も見せない現政権への抗議としておこなったものである」と説明したことぐらいでしょうか。(※このやりとりについては、後日、正確にテープ起こし致します。意訳であることを御了解ください)
 しかし、これとても、民主党政権の無能力を悪しざまにアジテーター的に繰り出す、上田知事のもの言いを聴いていると、その為の「しくまれた構図」にも感じられてくるのでした。あらかじめ、質問内容は打ち合わせずみでしょうから……

 すでにうずまっていた報道関係者の一角に空いている席があったので、座ったら、そこは「一般」としるされた一般席の最も前の席。後ろ二列には国交省職員たち。私の横の二名分は空席。中ごろ、記者らしき男性がすわっただけ。
 誰も一般町民ではおらず。
 当方は、いつもは「フリーライター」の名刺で入れさせて頂いていますが、この日はレッキとした「報道関係者」のアシスタントとして入った次第です。従って、「一般」ではありませんので、念のため。
 住民で参加できる者はなく、すべて名指しの人選。しかも司会も「ご意見のある方は」と、再三、言ったって、あらかじめ、発言者は決められていて、だれでも気軽に言える体制にはないのです。
   
 しかし、「一般」も受け入れるという心配りを示した民主体制。地元にあらず、どこかの開けた都県の職員さんたちも要員として、参加していたから、そちらの筋からでも、そんな配慮もあったのでしょう。
 ちなみに、二号橋上で、ヘルメットをかぶらなくとも良い、橋上でもかむり、それが前へ後ろへコックリコックリの珍風景の私達に「もう、かむらなくていいんですよ。駐車場から舗装なしのところまでで」ともの柔らかに教えてくださり、撮影手順の説明に間に合わなかった私たちにも懇切に説明してくださったのは、都庁の職員さん。早朝6時台に家を出られた由。で、調子にのって、枝葉末節がきになるオバさん、「ところで、石原知事さんは今日は、どんな交通手段で」とお聴きする。すかさず、「それは秘密です」とのことでした。
  実態なしの住民席でした。
 だって、住民には呼びかけてなかったのでしたから。これが長野原町流。
 しかし、次回からは席の用意があることが明記された座席表が配布されているのですから、一般住民の皆さんに、「私的一般外交」として、しかと、お伝えいたしましょう。
 関連してこのことについては、過日の三井副大臣あいさつの際の、ある役職の方への「ぶらさがり会見」の際の、実にユニークかつおもしろい談話があるのですが、後日に。

 ※事実、正真正銘の地元民に取材しましたけれど、「町からは、何の知らせもなかった。それはヒデェや」と怒り口調て言ってました。報道されていたのですが、町行政から、何らの働きかけも無い場合、温和な長野原町民は自ら参加する勇気はありません。また、現政権の側が訪れたのならいざ知らず、前保守政権のお歴々方が来町しても、「言ってもムダ」の極めておリコウな認識も多分にあったようです。 

 ? さらに その③に続きます。  


Posted by やんばちゃん at 23:47Comments(0)八ッ場だより

2010年10月25日

①一都5県知事視察・遅れはへり途上の為なりか?

 八ッ場は雨があがって、快晴も快晴の秋晴れでした。吾妻郡一帯にそびえる山々の稜線が、次第に晴れていく雲の合間からくっきりと青みをきわだたせて、手前の山々から徐々に姿をあらわしてきました。
 いつもはボヤッーとして、どこから空なのかわからない天空との区切れ目の山々なのです。



 本日25日は、一都5県知事が八ッ場に集結する日です。
 一般的見解は、明日の各紙報道にお任せしまして、当方のは、瑣末な見たこと聞いたこと、そして考えたこと。かっこつければ、「まんまる私的ルポ」と呼ばせていただきましようか。

 予定では、11時25雁ケ沢ランプから入るとのことでしたが、10時ちょっと前に事前調査に行ってみると、相変わらず「天災による交通止め」。実際は落石事故なのですが……
 出口の川原畑側でも同じく閉鎖。遠くに事故現場での作業中のユンポがみえました。
 ここでは、要員の方に話しかけられたので問うと、閉鎖ゲートは知事ご一行が通り過ぎる時だけあけるとの由。ここから3号橋まで走って、2号橋で15分間見学して、視察にピリオドとの予定でした。
 なんだか、予定が遅れているとのことでした。で、後に理由が判明。長野原町長まで含むご一行はへりで上空の視察だったのでした。
  《予定外の行動にて、欄干をまたいで視察する知事たち》

 取材陣が最初に陣どったのは、二号橋上でした。(※後に知ったのでしたが、11時40分までに、受付をしなければ不可とのこと。そう言えば、発表前の過日、某所に電話。つなぎ合わせた単語の中に「入れなくなる」旨の言葉があったけれど、その時はは二号橋が取材スポットとは知らなかったから、時間的におかしな話とは思ったけれど、すっかり山村開発センターの意見交換会と思いこんでいた次第)
 10時半頃にその駐車場などを確かめて、11時ちょっと前、早ご飯に。その上空をへりの轟音が響きました。でも、駅にお迎えにあがったお客さんにお出しするため、朝、どんぶりにつめた「やんばの新米」の上に、イクラを載せての即席丼をしつらえるための私には、それが知事たちの作ったへりだなのだと見上げる余裕もなし。
 早起きして、三軒目のMさん宅に“秋のおみやげ”としてお届けするため、たっぷり用意してあったのです。
 そして、この後、トンネル内を走った後、消し忘れ、昼食をたべる時に開け放ったドアによって、なんと、「いざ、出発!しようとしたら、バッテリーがあがってしまっていたのです。
 極度の困惑。私よりも車に強い方が、強引に動かしてみてくれましたが、エンジン起動せず。
 ジャフを呼ぶ時間もなく、ご近所のNさん宅に飛び込むがさっきまでいたのに、ルス。とっさに閃いたのが、修理業のOさん。幸い、ケイタイに番号あり。おまけにつながった。しかも、直ちにかけつけてくださった。
 かくして、二号橋の視察現場へ、11時51分。うけつけ時間過ぎだったけれど、ご案内した連れの方の「報道陣の腕章」と、ハプニングを伝えて、お蔭さまでパス。通してくださった県職員さんたちに感謝です。

 ? 分割し、次に、その②につなぎます。
   


Posted by やんばちゃん at 23:47Comments(0)八ッ場だより